インスリン注射

当院では、どのような糖尿病患者さんにインスリンを使用しているかご説明いたします。

糖尿病の治療は基本的に食事と内服治療から始められます。
糖尿病の治療に使われる薬剤は何種類かあります。

併用する薬は多くて4種類くらいでしょうか。

それらのお薬を内服し経過を観察します。

治療開始直後は、血液検査は毎月施行します。
お薬の効果を見るために重要だからです。

そこまでしても十分な結果が得られないとき、インスリンの使用が次の治療方法として浮上してくるわけです。

では、なぜ結果がよくならないのか?
患者さんには申し訳ないのですが、やはり食事管理がうまくできていないことが考えられます。

または、膵臓からのインスリン分泌が不十分か、分泌されていない方だと考えられます。
そのような症例はすぐにインスリン投与に踏み切るべきです。

食事管理についても別のページを設けます。

では、インスリンについてもう少し・・・。

インスリン治療は、新たなスタートです。
絶対によくなると信じて続けましょう。

とはいいましても、誰でもかれでもインスリン注射、というわけにはいきません。
インスリン注射適応の患者さんは、下記のような方に限定されると思います。

内服治療を長期間続けたのもかかわらず、検査結果が思わしくない方で・・・
①ご自分で血糖を測るため、自分に針をさせる方。
②インスリンを注射するため、自分に注射できるかた。
③インスリンという薬剤をご自分で管理できる方。(冷蔵庫で保管します。)
④検査の結果インスリンの分泌量が極端に少ない方。

①②③は相対的適応と考えられます。
それに対して④の方は絶対適応とでも申しましょうか。
④の方でも内服治療でコントロールされている方もおいでです。

また、あくまでインスリンは自己注射という医療行為に該当します。
したがいまして、①②③のなかで①②はご自分でなされることが絶対条件です。

以上、インスリン治療について記載させていただきました。

できるだけ、せいいっぱいわかりやすく書いたつもりです。
なにぶん文才がない上、下書きなどなく書き綴りましたので、
「わかりづらい」「意味がわからない」などご批判もございましょう。

皆様にご理解いただけるよう、今後書き改めていく所存です。
一度ご覧になったかたも、ときどきアクセスしてみてください。
みなさまのご健康をお祈り申し上げます。

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