高血圧症

皆さんのご両親またはご兄弟、姉妹の方の中で、高血圧で治療中の方はいらっしゃいませんか。もし、どなたかが高血圧で治療中だ、という方、さっそく血圧を測ってみましょう。
「絶対」ということはありませんが、やはり高血圧も親族間で受け継がれる可能性もあります。
当院でも、そんな患者さんが少なからずおいでです。
自分は大丈夫だと思わないで、ぜひ血圧測定してみることをおすすめいたします。

その結果、上の血圧(収縮期血圧)が140以上ある方、または下の血圧(拡張期血圧)が90以上ある方は、いちど医療機関の門をたたいてみてはいかがでしょうか。
上の血圧(収縮期血圧)が140以下だった方、または下の血圧(拡張期血圧)が90以下だった方は、経過を観察してください。
でも、油断しないでときどきは血圧を測りましょう。

高かった人は、ぜひ医療機関をお尋ねください。
ちょっとドキドキするとは思いますが、おもいきって一歩踏み出してみましょう。

病院の先生に測ってもらって高くなければ、通院を続けることはなく、ご自宅でときどき測ってみるだけでいいと思います。

ご家庭での血圧測定で、大切なことがあります。
それは、測った血圧を必ず「ノートなどに記録しておく」ことです。

人間、その時は数字を覚えているつもりでも数日後にはあやふやになり、数か月後には忘却のかなた・・・。
ということにならないために、ぜひノートにつけるなど、記録しておかれることをおすすめいたします。

血圧を記録するノートを用意している医療機関もありますので、おたずねになったらいかがでしょうか。
もちろん当院にもございます。

病院で測ったら血圧がやっぱり高かった人。
病院の先生と相談して次の①②ような流れになるかと思われます。
①内服薬を使って血圧を正常値まで下げる。
②または何日か様子を見て処方するか決める。

①だった方は、降圧剤を使用して血圧を下げるわけです。
薬を服用しているときも家庭で血圧を測り記録しましょう。
そして、ご自分にあった降圧剤かどうかみきわめるのが大切です。
薬を服用してみて体の変調を感じたら、どんな小さなことでも医師に相談しましょう。
②だった方も、家庭で血圧を測り記録して経過を見ましょう。
そして、やっぱり高いんじゃないかとお感じになったら先生に相談してください。

下記に当院が処方している降圧剤をお示しいたします。
参考にしてください。

(下記、可及的速やかにUPするつもりでおります。今、しばらくのお待ちを。)
Ca拮抗剤
α1遮断剤
ARB
ACE阻害剤
β遮断剤
利尿剤
時々、内容を書きかえます。
機会があったら、またご訪問ください。

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