気管支喘息

気管支喘息とは、何らかのアレルギー反応の結果、気管支がけいれんを起こして狭くなってしまう状態をいいます。

気管支がけいれんして内腔が狭くなってしまうことにより、下記のような悪い結果がもたらされます。
1.空気を十分に肺に取り込むことができない。
2.呼吸困難におちいる。
3.酸素をたっぷり含んだ血液を心臓から送りだせない。
4.陸上にいながら、窒息に近い状態になる。
5.最悪の場合も考えられる。

そんなことになってはたいへんです。
少しでも気管支喘息ではないかと疑いのある方、発作を未然に防ぐために下記のことに留意することをおすすめいたします。

1.医療機関にて、十分な検査を受ける。
2.症状に応じた治療を開始または継続する。
3.症状が改善しても、医療機関での治療は中止しないで継続する。
4.万が一、治療の内容を変更する場合は必ず医師の指導の下に行う。

気管支喘息の発作は突然やってきますが、それは以前に気管支喘息と診断された人がほとんどです。
何のまえぶれもなく、ということは少ないものです。
ですので、発作をおこさないような治療を続けるのはもちろんのこと、発作をおこさない生活を心がけてください。

また、老婆心ながら申し上げれば、気管支喘息の患者さんにいえるのは「喉もと過ぎれば熱さを忘れる。」方が大変多いことです。

「調子がいいから」とか「最近発作が全然ないから」などの理由で、
治療薬を自己判断で中断されるのは、とても危険です。
お薬の変更は医師と相談の上お決めください。

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