アトピー性皮膚炎

何らかのアレルギー反応によってひじの内側やひざのうらなどにカサカサができる病気です。

時には、首のうしろや背中など広い範囲でカサカサができてお困りの患者さんも多くいらっしゃいます。
また、小さなお子さまから、成人の方まで幅広い年齢層で患者さんがおられます。

いったいどうしたら、よりよい治療結果が得られるのでしょうか。
私なりに思い当たるポイントをご提示させていただきたいと思います。

1.現在の状態を把握するために、医療機関で血液検査などの検査を受ける。

2.医療機関を受診したとき、何らかのお薬の処方を受ける。

3.お薬は副作用がない限りできるだけ続けてみる。

4.血液検査で食物にアレルギーをお持ちだということが判明することがあります。(例:米、卵、チーズ、エビ、牛肉、小麦、そば、大豆など)日々の食生活にも気を配ります。
お子さまは、離乳食の内容や学校での給食の献立にも注意する。

5.成人の方は喫煙がアトピーを増悪させてしまうので、禁煙が原則です。

医師と相談の上、可能ならば原因を追究するのもよいでしょう。
(何にアレルギーがあるかわかる血液検査があります。)

もし、原因がわかれば、対処の方向性が見え治療に対してのモチベーションも高まってくるでしょう。

思いつくまま列記しました。
読みにくいと感じた方もおいででしょう。
気がついた箇所については、鋭意改善していく所存です。
とにかく、治療は長期戦です。
「継続は力なり」ともいいます。
最後まであきらめないでください。
皆さんの症状が和らぎますようお祈り申し上げます。

最後に、アトピー性皮膚炎の治療において、避けては通れない治療方法、ステロイド外用剤について述べたいと思います。
☆ステロイド外用剤についてへ☆

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